インド

17年ぶりに3回目となるインドを訪ねてきました。
ご存知の通り、インドは国土も約10倍、人口も約10倍の国です。

 

21年前に最初に訪ねた際には、ヒンドゥー教の修業者のサドゥのような方が、身に纏うぼろ布と”哲学者然”とした彫りの深いお顔にて街を歩いている様に、「あなたそれおかしいでしょ!」と声を掛けたくて仕方がなかったことをよく覚えております。
それが私のインドの印象でした。

 

今回はニューデリーなどの都会ばかりでしたので、以前のガンジス川での沐浴で有名なバーラーナシーなどの地方とは異なったこともあるでしょうが、ものすごくインド人が多い「普通の国」という印象に替わりました。
人々の身なり、無数の車、多くの車線、悪い空気。。。グローバリゼーションに飲み込まれている感じです。

 

 

ニューデリーの安ホテルでは8人のチェックインに30分もかかる始末で、事務処理能力が極めて低いフロントの対応に呆れてしまいましたが、ご当人はやはり彫りの深い哲学者のような風貌で「もの凄く真剣に取り組んでます!」と訴えかけられている感じでした。
インド人顔、ずるいです!

 

現地在住13年の方が仰るには、優秀な方はすべて海外へ移住されたと考えた方がよいとのこと。日本人のオリンピック候補者が10人集まって、その中で勝ち残った方々ですので優秀な方は凄まじく優秀ではないかと想像しております。

 

モディ首相が以前州知事をされていたグジャラート州も訪ねました。
スズキや本田など日系自動車メーカーも進出しておりますが、お酒が飲めない州として有名だそうで、私もお陰様で休肝日をいただけました。
「グジャラート健康法」という訳ではありませんが、一年住んで酒断ちが出来れば、5年は長生きできそうな・・

 

 

今回もう一つ印象的だったのは「子供の表情がとても豊かで楽しそう」なことです。
明日に大きな希望が皆にある国はいいですね。
一緒にいるだけで力をいただける気がしました。

 

 

皆様もインドへの旅はいかがでしょうか。
私は空気が悪くてしばらくご遠慮するかもしれませんが。。
お酒の問題ではございませんので、念のため(笑)

 

 

(2017.12.12)