台湾へ

レインボーブリッジはまだ時々歩いております。

 

お盆休みに、初めて台湾へいって来ました。

日本人の足跡と、日本では失われてしまった古きよき日本文化を探る勉強会ツアーです。

 

一人で地下鉄・トラムを乗り継いで台北市内へ向かうと、車窓からは香港ような中国漢字の看板が立ち並ぶ町並み。ただきれいなので、シンガポールなどの方が近いのか。

 

台北駅に入り、昼食へ。

駅ビルは真ん中を吹き抜けにしてくりぬいたような、1辺100mはあろうかという巨大なビルで、

2Fの食堂街はかなり多くの店舗と、テーマ別フードコートが並びます。

人はもううじゃうじゃ状態で、フードコートも人でいっぱいです。

この巨大な感じはさすが中国社会!と唸ります。

その中で、6軒以上のカレー屋が軒を連ねるカレーのフードコートで野菜カレーを。

家族連れ、若いグループ、カップルなどで席はほとんどいっぱいで、台湾国内旅行なのか、バックパッカー風のリュックを持っているひとも多くいらっしゃいます。

 

大テーブルの一角になんとか席を確保して食べていると、目の前の3人家族が食事を終えて立ち上がり、2組のカップルが座って着ました。

目の前のカップルはかなりの仲良し状態で、少し目のやり場に困る感じでしたが、

着席前に「(中国語で)ここ座ってよいですか?」。 私「(日本語で)どうぞ、どうぞ。」

 

南方のおおらかさはあっても、なかなかきちんとしているなあ。

と思った次第です。

 

そういえば、空港の駅から乗車した地下鉄でも、日本人旅行者と思わしき60代の男性にすぐさま席を譲った現地青年もいらっしゃいました。

 

きちんとしていますねー

東京ではなくなりつつある「見知らぬ他人への敬愛」の気持ちが伺え、台湾が好きになりそうな予感でした!

 

去年も同じ主催者による韓国ツアーに参加したのですが、皆さん博識で韓国・日本の歴史や儒教に造詣が深いのですが、驚くのは毎食ランチからお酒をいっぱい飲まれることです。

昨年はさすがに食傷気味になってしまいましたので、今年は(出立前日は6時間呑み、出発日は“仕事で”2時間睡眠…ということもあり)食は控えめに。。

といいながら、この昼食以外は、まず台湾ビールで乾杯して2本ほど飲んだ後、紹興酒をみんなで必ずボトルをお代わりするという、不良中年ツアーでもありました~

30名のご同行者の方々、ご無礼致しましたー(汗汗)

 

(2013.10.3)